左が術前、右が術後の写真です。
全ての治療において機能性、審美性、耐久性、清掃性を重視しております。
写真は患者様の同意を得て掲載しております。
劣化したハイブリッドのクラウンを除去し、オールセラミッククラウンによる前歯4本の修復を行いました。
前歯の被せ物には透明感があり、色が変わらず、プラークも付きにくいセラミックが理想的です。
セラミックには一定期間の保証もつけておりますので、固いものを噛んだり、転んだりして欠けてしまった場合でもご安心下さい。
金具が見える取り外し式の部分入れ歯でしたが、綺麗で耐久性が高く取り外しの必要がないジルコニアフレーム+セラミックのブリッジを作製しました。
長期にお使い頂くものですので歯間ブラシでのセルフケアは必要ですが、プラークも付きづらく異物感もなくなったと喜んで頂けました。
前歯以外を失ってしまった下顎に対し部分入れ歯を作製しました。金具が見え、床の部分が厚みのあるプラスチックの義歯であれば保険適用となりますが、このケースでは適合、強度、異物感の少なさ、審美性を考え裏側金属床+表側フレキシブルレジンという素材を組み合わせて設計しました。歯茎の形態が良かったこともあり義歯を入れているようには見えない仕上がりになりました。
保険適用の入れ歯から金属床義歯にしたケースです。金属アレルギーの心配があり材料にはチタンを選択されました。
部分入れ歯ですので、発音や味覚にかかわる床の部分はできる限り小さく薄くしてあります。
プラスチックのものだと厚みが1.8mmありましたが、金属では0.3mmにできたので、着け心地も良く快適に使って頂けているとのことです。
見栄えと安定に問題がある上下総入れ歯を新製しました。保険適用のシンプルな型どりで作製したことと合わせ、すり減ってカタカタ動く義歯で食事をしていた為に、顎の動き方にも乱れが生じていて安定するまでに10回ほどの調整を要しましたが、現在は痛みも落ち着き外れることもなく周囲の方からも若く見られるようになったと喜ばれております。
上の2例は左が旧義歯、右が新義歯です。総入れ歯になると吸いついて安定する形は決まっているので小さければカタカタ外れてしまいます。
大きくて入れてられない,小さいほうが快適だと思われるかもしれませんが、頬、唇、舌の動きを妨げないよう作りますので安定が得られ慣れてくれば色々食べられるようになります。
大きすぎると口を動かすときにぶつかったりして痛みが出ますのであくまで必要十分な大きさにする必要があります。
術前は根の部分に歯石がついてその周りの骨が吸収し深い歯周ポケットが見られました。基本治療、小手術の後に失われた骨を回復させる人工骨を填入しました。
磨きづらいところにプラーク、歯石がついて歯周病になっていたと考えられますので、今後は定期的なブラッシングのチェックとクリーニングを行い再発を防いでいくことができればと思います。
虫歯だけ赤く染まる液で取り残しが無いことを確認した後にCR(コンポジットレジン)というプラスチックでの修復を行いました。虫歯を除去した後の空洞の大きさ、位置によっては強度が不足するため使用しない方が無難です。(小さめの虫歯の治療に適しています。)残念ながら経年劣化してしまう材料ですが、お手入れが良ければ5~10年くらい使えます。よく噛むところでは取れたりすり減ったりします。
見た目は良く費用は安く健康な部分をほとんど削らないで治療できるためメリットが大きい治療法です。
不定期更新 to be continued