新型コロナウイルスについての対応

感染の予防は、臨床を行う我々にとって息をするのと同じくらい当たり前のことです。
AIDSやB型肝炎など著しく健康を害する感染症を患者様から他の患者様へ、
あるいは私やスタッフ、家族へ拡げないようにできる限りの予防法をとっております。
具体的には、
・唾液や血液が付着した器具の使いまわしをしない
・手洗いの励行
・患者様ごとにグローブやコップを新しくする(ディスポーザブル化)
・正しい知識を持ったスタッフが器具の材質に合わせ消毒、滅菌を行う
・汚れた手であちこち触らない    などが普段の感染予防として挙げられます。
コロナウイルスは血液感染ではなく飛沫接触感染と言われています。
診療室内は、掃除の徹底はもちろん空気清浄機やエアロゾル(空気中の微小な粒子)に有効な口腔外バキュームをユニットごとに備えて感染予防に努めております。空気中に残留すると言われているエアロゾルもバキュームをしばらくつけておく事によりなるべく減らすようにしております。(うるさいのが難点ですが)
又、当クリニックは通常アポイントは一人ずつ取らせて頂いておりますので(月1~2回の矯正の時間は除きます)、
治療を行う空間で他の患者様との接触は無く、患者様同士の感染は比較的起きにくい環境になっていると思われます。  
今のところは平常通りに診療しておりますが、医療行為はメリットがデメリットを上回る場合のみ行うという考えに基づき、
(特に)高齢の方や体調不良の方はこちらの事は気にせず、アポイントの日程の調整をしていただきたいと思います。
メンテナンスへの案内はがきもそういう理由から控えさせて頂いております。健康を維持するための来院でウイルスに感染したとなれば一大事ですので。今のところ症状やお困りのことが無い方は少し状況を静観し、安心して外出できるようになった頃にご連絡頂ければと思います。
万が一、私が感染することがありましたらお伝えの上、日程の調整や仲間のクリニックでの振り替え診療などの対応をさせて頂く予定でおります。 
皆さん、月並みですが睡眠や栄養を十分にとり感染に対する正しい知識を持ち、この滅多にない苦境を乗り越えましょう!